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​輝鱒黄印

​萬道アダム

​飯田小次郎

作者不明

​輝鱒黄印(二代目)

​「奇譚」

「幻日」

企画、製作、

​表紙デザイン

​サークル代表

嘘松冗句郎

 訳あって普段使っている名義を使えないので、こんな冗談みたいな名前で失礼します。

 個人アカウントへのリンクを掲載できない理由も同様です。

 この嘘みたいな名前からでも中の人に辿り着けないことはないので、私が誰か知りたい人は頑張って調べてください。

 実のところ、同人活動をしている暇がない程度には実生活が逼迫しているのですが、振り返ってみれば楽しくはあったので差し引き後悔はしていません。

 少なくとも嫌いではない長岡という街を、私の屈折した創作領域に持ち込めたのは悪い経験ではありませんでした。

 何より、私の敬愛するH・P・ラヴクラフト御大の威光を、好きでもない長岡という街に燦然と撒き散らせたので、フラストレーションの解放には間違いなく繋がったでしょう。「奇譚」製作に伴って別種のフラストレーションが蓄積された事実は否定できませんが。

 それでも、創作者としての責任は十分に全うした自認はあるので、安心して「奇譚」「幻日」をお買い求めいただき、楽しんでいただければと思います。

 なお、幣サークルでは随時、共著者及び参画者を募集していますので、希望者は[contact]タブからご連絡ください。

ウチダ勝晃

河西王頼

​企画発案

ウチダ勝晃

 お初の方も、そうでない方もこんにちは。自称・探偵小説家のウチダ勝晃です。
 推理同人・睦月社の同人誌、または「山藤悠一シリーズ」「鴨川浮音捕物控」でおなじみの方には意外な取り合わせのように思われるかもしれませんが、実はわたくし「這いよれ!ニャル子さん」以来のクトゥルフ神話ファン、もとい怪談愛好家なのです。もっとも、書くほうに回ろうと思うまではずいぶんとかかったのですが……。
 そんな自分がふとした弾みに思いついたオープンワールド「渟足県傘岡市」という街へ、盟友・嘘松冗句郎くんが乗る形で始まったのが、皆様がお手にとってくださった同人誌「奇譚」でありました。最初はこれ、架空の街の広報誌という体で練りだしたのですが、結果的には「昭和の中頃、かつて傘岡市で発行されていた文学同人誌」という大変手の込んだ形にまとまりました。
 このあたりの舞台仕掛けを提案し、本誌のほうへも劣化処理などを施して「虚を実に」した嘘松くんの才能の素晴らしさ・職人技には感服しきりです。
 それにしても、「傘岡」という地名を思いついてから幾有余年。まさかこのように手の込んだ同人誌が世に出るとは思いませんでした。生みの親、もとい言い出しっぺの手を離れて、どんどん傘岡の街は大きくなってゆくような――そんな気がしてやみません。
 ますます広がる「傘岡」のさらなる発展を期待しつつ、結びとさせていただきます。

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